出汁の取り方(厚削り)
(1)出汁を取る前日に鍋に分量の水と昆布を入れ一晩浸す。 |
(2)中火から弱火に落として分量の鰹節を入れる。 |
(3)丁寧にアクを取りながら25~30分程度じっくり煮出す。(もっと濃厚にする時は40分以上) |
(4)火を止め鰹節が沈みはじめたら、漉布で靜かに漉す。 |
(5)濃厚でありながら上品さを兼ね備えた出汁の出来上がりです。 |
出汁の種類
かつお削り節 |
厚削り |
煮干し |
沸騰した1リットルのお湯に40g位の鰹節をさっと入れたら火を止めて、鰹節が沈んだら、こして出来上がりです。お味噌汁・煮物など幅広くお使いいただけます。 |
沸騰した1リットルのお湯に45g位の厚削りを入れあくを取りながら15分~20分弱火で火にかけます。お蕎麦のお汁・天つゆなどにお勧めです。 |
半日1リットルの水に10g位の煮干しをつけておきます。その後、あくを取りながら、沸騰する直前まで火にかけます。お味噌汁・ラーメンのスープにもお使いいただけます。 |
干し椎茸 |
利尻昆布 |
羅臼昆布 |
ざっと洗い、 厚みが薄いもので、1時間~2時間水につけます。香りやお味のお好みもありますが、目安は1リットルのお水に20g~30gです。中華料理のお出汁にも重宝します。 |
固く絞ったふきんで軽くふき、1リットルの水に10g位の昆布を入れ、2時間置きます。その後、火にかけ、沸騰する前に取り出しましょう。お味噌汁・お鍋がお勧めです。 |
固く絞ったふきんで軽く ふき、1リットルの水に10g位の昆布を入れ、2時間置きます。その後、火にかけ、沸騰する前に取り出しましょう。お味噌汁・お鍋がお勧めです。 |
昆布の話
【羅臼昆布】 |
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【利尻昆布】 |
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【日高昆布】 |
天日干しすると味を落とさず長持ちします。
*鉄分・ミネラル・カルシウム・食物繊維が豊富に含まれたアルカリ性食品です。
*昆布に含まれる「アラニン」という特有のアミノ酸が血圧を下げる働きがあります。
*体内へ取り込まれる食塩を抑え、有害元素を排出する作用のあるアルギン酸が高血圧の予防・脳卒中の予防をしてくれます。
*ホルモンに作用するヨード(ヨウ素)も多量に含まれるため、肌をきれいにします。
*酵素やたんぱく質を作るミネラルとビタミン、鉄も多く、新陳代謝もスムーズになります。
*フコイダン(ヌメリの素)を多く含むものは昆布はもちろん、モズク、わかめ、メカブ、ひじきなど、免疫機能を向上させます。